用語と資料
ITインフラの設計・構築・運用や、AIが使うサービスに関わる用語を説明し、このサイトで参照した主な公開資料をまとめています。各ページの本文にある用語のリンク(点線の下線付き)を押すと、その場で説明が開きます。
用語集23 terms
- 非機能要件
- システムが「何をするか」(機能)以外に求められる条件。性能、止まりにくさ(可用性)、セキュリティ、運用のしやすさなど。本文で読む:設計 D-01
- RPO・RTO
- RPO(目標復旧時点)は、障害のときに、どの時点のデータまで戻すかの目標。失ってもよいデータの範囲を決めることになる。RTO(目標復旧時間)は、システムが止まってから、どれくらいの時間で使える状態に戻すかの目標。本文で読む:設計 D-01、運用 O-05
- 単一障害点
- その一か所が止まるだけで、システム全体が止まってしまう部分。冗長化などで減らしていく。本文で読む:設計 D-02
- オンプレミス
- 自社の建物やデータセンターに、サーバーなどの機器を自分たちで置いて運用する形。クラウドと対比して使う。本文で読む:設計 D-02
- 仮想化基盤・仮想マシン
- 物理サーバーの上で、ソフトウェアでつくった仮想的なサーバー(仮想マシン)を複数動かす仕組み。仮想マシンを載せる物理サーバーをホストと呼ぶ。複数のホストをクラスターとしてまとめ、どのホストからも使えるストレージや、高可用性(HA)の機能を設定しておくと、1台が故障したときに、その上の仮想マシンを別のホストで自動的に起動し直せる。ただし、起動し直すまでの間は止まり、動いていた処理は途切れる。冗長化していても、切り替えや再起動に伴う停止が生じる方式があります。本文で読む:構築 B-03
- ミドルウェア
- OSとアプリケーションの間で働くソフトウェア。Webサーバーやデータベースなど。本文で読む:設計 D-04
- 冗長化
- 機器や経路を複数用意し、一部が故障してもサービスを継続・復旧できるようにすること。切り替えや再起動の間は停止する方式もある。本文で読む:設計 D-02
- 最小権限
- 人やプログラムに、仕事に必要な分だけの権限を与えるという考え方。本文で読む:設計 D-03、Aidle 六つの条件
- VLAN
- スイッチの設定で、一つの物理的なネットワークを論理的に複数に分ける仕組み。複数のスイッチにまたがって使うこともでき、用途ごとに通信を分けるときに使う。本文で読む:設計 D-04
- パラメータシート
- ホスト名、IPアドレス、設定値など、構築に必要な値をまとめた一覧。呼び方は組織によって異なる。本文で読む:設計 D-04
- しきい値
- アラートを出すかどうかを分ける基準の値。たとえば、CPUの使用率が90%を超えたら知らせる、など。本文で読む:設計 D-04
- 待機系
- 稼働中の機器や系統(稼働系)が止まったときに代わりに動けるよう、控えている予備の機器や系統。本文で読む:構築 B-01
- 切り戻し
- 作業や変更で問題が起きたときに、作業前の状態へ戻すこと。その手順も前もって用意しておく。本文で読む:構築 B-01
- IaC
- Infrastructure as Code。インフラの構築や設定をコードとして書き、そのコードを実行して環境をつくる方法。同じ環境を繰り返しつくれ、コードを履歴管理すれば、いつ何を変えたかも追える。本文で読む:構築 B-03
- 死活監視
- サーバーや機器が動いているか(応答があるか)を、定期的に確かめる監視。本文で読む:運用 O-01
- ITIL 4
- ITサービスマネジメント(ITサービスを計画し、提供し、改善し続けるための管理)の考え方を体系的にまとめた枠組み。障害対応や変更の進め方などを「実践(プラクティス)」として整理している。本文で読む:運用 O-02
- エスカレーション
- 最初に対応した担当者だけで対応しきれないときに、決められた連絡体制に沿って、上位の担当者や専門のチームへ相談・引き継ぎを行うこと。本文で読む:運用 O-02
- パッチ(更新プログラム)
- ソフトウェアの不具合や脆弱性を直すために、開発元が提供するプログラム。適用の前に、検証環境で影響を確かめることが多い。本文で読む:設計 D-03
- 脆弱性
- ソフトウェアや設定にある、セキュリティ上の弱点。攻撃に悪用されるおそれがある。本文で読む:運用 O-03
- API
- ソフトウェアどうしが、決められた形でやり取りするための窓口。本文で読む:Aidle 六つの条件
- MCP
- Model Context Protocol。AIアプリケーションと外部のデータやツールをつなぐ、公開されたプロトコル。本文で読む:Aidle
- 冪等性(べきとうせい)
- 同じ依頼を何度送っても、意図した処理の効果が一度送ったときと同じになる性質。本文で読む:Aidle 六つの条件
- 監査ログ
- 誰が、いつ、何をしたかの記録。あとから確かめるために残す。本文で読む:Aidle 六つの条件
参照した主な資料16 sources
設計のページ
構築のページ
運用のページ
- Google「Site Reliability Engineering」(新しいタブで開きます)本文で読む:運用 O-01、運用 O-06
- PeopleCert「ITIL 4 Practitioner: Incident Management」(新しいタブで開きます)本文で読む:運用 O-02
- PeopleCert「ITIL 4 Practitioner: Problem Management」(新しいタブで開きます)本文で読む:運用 O-02
- NIST SP 800-40 Rev. 4(新しいタブで開きます)本文で読む:運用 O-03
- PeopleCert「ITIL 4 Practitioner: Change Enablement」(新しいタブで開きます)本文で読む:運用 O-04
- CISA「Data Backup Options」(2012年、US-CERT〈現在はCISAに統合〉向けにカーネギーメロン大学が作成)(新しいタブで開きます)本文で読む:運用 O-05
- IPA「ランサムウェア被害から学ぶ教訓集」(Ver.1.1、2026年9月10日)(新しいタブで開きます)本文で読む:運用 O-05
- デジタル庁「標準ガイドライン群用語集」(DS-130、2026年6月12日改定)(新しいタブで開きます)本文で読む:運用 注
- デジタル庁「デジタル・ガバメント推進標準ガイドライン」と関連文書(新しいタブで開きます)本文で読む:運用 注
Aidle のページ
- 総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン(第1.2版)」(2026年3月31日)(新しいタブで開きます)本文で読む:Aidle
- Anthropic「Introducing the Model Context Protocol」(2024年11月)(新しいタブで開きます)本文で読む:Aidle
- Linux Foundation「Agentic AI Foundation」設立の発表(2025年12月)(新しいタブで開きます)本文で読む:Aidle
- Model Context Protocol Specification(新しいタブで開きます)本文で読む:Aidle
- OWASP Top 10 for LLM Applications 2025「LLM06:2025 Excessive Agency」(新しいタブで開きます)本文で読む:Aidle 六つの条件
各団体・企業の名前は、考え方の出典として記しているもので、提携や認定を示すものではありません。ITIL®はPeopleCertグループの登録商標です。内容は2026年10月時点で確認したものです。